インターネットが普及して、今まで紙ベースだった書類がネット上での申請に変わってきて、ネットがわからない高齢者を狙った詐欺なんかもちらほら。
本来は家庭の中で祖父母が子どもや孫に教わるという流れや、地域のコミュニティの中で相談ができるというのがベストなのかもしれません。
しかし今や隣の家に誰が住んでいるのかわからない、地域の中では知らない大人が子どもに話かけるだけで不審者扱いになってしまう。そんな世の中です。
そんな背景を考え、高齢者がスマホを使いこなせないのが根本の問題ではなく、
「教える、教わる」という環境ないというのが社会課題と感じています。
そこで実施している「スマホでつながろう、ICTコミュニティ講座」では、
ただのスマホの機能説明会ではない、地域の課題に取り組みながらの実践です。
社会福祉協議会の協力のもと、小学校という場所で地域の大学生が地区福祉委員の高齢者にスマホを教えながら、参加している大学生と高齢者が共同でスマホの使い方に関するポスター発表を行います。
多様な世代がつながり、互いに尊重し合い、助け合いながら生きていく。そんな社会を目指したいです。
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